古代風水の起源とは何か?

古代風水の起源

古代風水の起源

 

古代風水の起源は、黄河中流域の中原と呼ばれる地域に定住し、農耕を始めた部族によって興った黄河文明が基になっています。

 

 農耕に適した肥沃で日当りが良く、生活用水の確保が容易で、冬の寒気を避けられる場所を求めて移動し、より良い場所を得た部族が栄え、やがて邑と言う都市を築いて行きます。

 

 部族同士の争いや異民族による略奪から邑を守り、日照りや氾濫などの自然災害への対処に長けた者がリーダーとなり、特に優れたリーダーを得た邑が大邑へと成長し、都市国家を形成する様になりました。

 

古代風水の起源

 

 リーダーに求められる資質は、地勢を読み自然現象を良く把握出来る事であり、自然と真摯に向き合い、そのエネルギーの好悪を良く把握出来る者が部族の盛衰を握っていたのです。

 

 その当時それは神憑り的な事であり、シャーマン的存在であったとも言えます。やがて、力のある邑のリーダーが盟主となり都市国家連合を形成し、王朝へと成長して行き天子(王)と呼ばれる様になります。

 

 この様に自然との共生の中で培われた知識はリーダーの必須条件であったのです。やがてそこから陰陽思想と五行思想が生み出され、中国独特な思想を形成して行く事になります。

 

 

 これが古代風水の起源です。

 

 

 初期の王朝(周王朝まで)は都市国家連合の延長の様なものであり、各都市国家の繁栄は、そこに暮らす民が担う生産力と軍事力に依っていました。

 

 民の活力こそが国の繁栄をもたらすものと考えられ、古代風水は汎く一般的なものとして捉えられていたのです。

 

 しかし、統一王朝(秦帝国)が興ると、人民は生産力であると同時に、時として反乱を起こし王朝を脅かす存在と捉えられる様になります。

 

 風水は専ら王朝のためのものとなり(王朝風水)、人民から忘れ去られて行くのです。そして、王朝が替わるたびに改変(実際は改悪)が施され、現代風水へと変貌して行きました。

 

 王侯貴族たちは、人生のほとんどを宮廷や屋敷の中で過ごし、自然から離れた場所で生活していたと言えます。そこで、自然エネルギーを居ながらにして受けられる様に工夫されて行ったのです。

 

 かたや、人民は生きて行くのが精一杯で、次第に忘れ去られて行くのですが、風習や習慣の中に断片的に残り、一部近年まで伝わっていました。

 

 しかし、快適な生活を手に入れた現代人は、その風習や習慣さえも捨て去り、その当時の王侯貴族よりも自然から遠ざかって(自然に背を向けて)生活していると言えるでしょう。

 

 

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